二十四節気 「 秋分 ( しゅうぶん ) 」

明日23日は秋分であり、彼岸の中日です。

秋分は、太陽が真東から昇り真西に沈む日で、昼夜の長さがほぼ同じになります。

太陽が極楽浄土があるという真西に沈み、先祖と通じ合える日とされていることから、

秋分の日を中心とした一週間は、お墓参りをする習慣があります。

「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として国民の祝日にもなっていますね。

 

また秋分は、国民の祝日であるとともに、二十四節気のひとつでもあります。

秋分の日を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。

日中の暑さも和らぎ始め、野には薄の穂が顔を出し、太陽が離れていくため空が高くなるなど、

本格的な秋の訪れを感じられる頃です。

空には秋雲がたなびくようになり、これから次第に秋が深まっていきます。

 

近頃とんぼを見かけることが多くなりました。

とんぼといえば「夕焼け小焼けの赤とんぼ」の歌い出しで知られる『赤とんぼ』を

思い出す方も多いのではないでしょうか。

なじみ深い生き物ですが、実際に「赤とんぼ」という名前のとんぼはおらず、

「ナツアカネ」や「アキアカネ」、「ノシメトンボ」といった体の色が赤っぽいとんぼの総称だそうです。

赤とんぼ

こちらは「アキアカネ(秋茜)」。

舞い飛ぶ姿や体の色で季節の変化を教えてくれるとんぼです。

春先に卵からかえり、やごとなり、6月頃には羽化してとんぼの形となり、

大空へと羽ばたいていくアキアカネ。

その後、暑い夏の間は涼しく暮らすために山の方へ移動し、秋になると平地に姿を現します。

羽化をしたころは、黄色味の強い橙色ですが、秋の深まりとともに

正真正銘の赤とんぼへと変わっていきます。

そして体が鮮やかな赤色に染まったら恋の季節の到来です。

とんぼ

ブルーの光沢がきれいなイトトンボも発見しました。