秋の彼岸入り

今日は彼岸入りです。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、長く続いた残暑も、

秋分の日の頃には落ち着き、秋の気配も深まってきます。

 

お彼岸には、「春の彼岸」と「秋の彼岸」がありますが、

その期間は、春分・秋分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間です。

また、初日と最後の日をそれぞれ「彼岸入り」「彼岸明け」といいます。

2014年の秋の彼岸は、9月20日が彼岸入り、23日が中日、26日が彼岸明けとなります。

 

秋の彼岸は、墓参りや先祖供養が行われますが、旧盆に近いことや、

農繁期と重なることもあり、春よりも控えめにするところが多いようです。

これらの墓参りの行事は、6世紀前後が始まりとの説があり、日本独自の民俗行事。

お寺では、法要や僧侶の法話、施餓鬼なども行われます。

 

ところで「彼岸」とはいったい何なのでしょうか。

彼岸は、あの有名な三途の川の向こう岸のことで、悟りや涅槃の世界のこととされています。

それに対してこちら側の岸のこと、現世を「此岸(しがん)」と言います。

極楽浄土は、西方、十万億土を隔てた所にあるといわれ、

春分・秋分の日を中心にその前後7日間ほどは、太陽が真西に沈み、

仏の世界と現世が最も近い日で、通じ合える日とされているそうです。

その為、この日に先祖供養をすると、魂が迷わず極楽浄土に行けると考えられました。

 

今日は彼岸入りであるとともに、「空の日」でもあります。

馴染みのない記念日ですが、明治44年のこの日、

山田式飛行船が東京の空を一周したのを記念して制定されました。

夕焼け

先日きれいな夕焼け空が見えました。

こんなにも鮮やかな茜色の空だったのに、あっという間に沈んでしまう夕日。

「秋の日はつるべ落とし」とはうまく言ったものです。