七十二候・第六十九候 「雉始雊 (きじはじめてなく)」 1/16~1/20

七十二候が小寒の末候に変わり、雉のオスがメスを求めて鳴き始める頃となりました。

雉のメスは全体的に茶褐色をしていますが、オスは目の周りに赤い肉腫があり、
深緑色を主色とした長く複雑美麗な羽をもっています。

早春の発情期になると、オスは「ケーンケーン」と甲高く鋭い声で鳴いて縄張り宣言をします。

雉

雉は日本の国鳥で、古名をキギスまたはキギシといい、
それが転じてキジになったそうです。

宮廷や貴族の間では美味なるものとして好まれ、
雉子の切身を焼いて熱燗の清酒をかけた「御雉子(おきじ)=雉子酒」は
天皇が正月の祝いに用いたとされています。