七十二候・第二十候 「 蚯蚓出 ( みみずいずる ) 」 5/11~5/15

七十二候が立夏の次候に変わり、冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃となりました。

ミミズには目がありませんが、光を感知し、暗がりに進む性質をもっています。
そのため、「目見えず」が転じて「みみず」になったといわれています。

水菜の芽

ミミズが掘ったトンネルは、植物の成長に大切な、空気や水の通り道となります。

そして、ミミズは落ち葉などの有機物を食べて、
土の中に窒素やリンを含む栄養豊富のフンをしますが、
これは、畑に肥料を撒くのと同じ意味を持ちます。

ミミズによって落ち葉や死がいなどが分解され、栄養豊富な土が出来上がるのです。

 
「自然の鍬(くわ)」とも呼ばれるミミズは、土を耕してくれる田畑の隠れた見方です。

アリストテレスはミミズを「大地の腸」といい表しました。

ちなみに英名は「earth worm=地球の虫」です。