七十二候・第七十二候 「鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく)」 1/30~2/3

七十二候が大寒の末候に変わり、春の気配を感じた鶏が卵を産み始める頃となりました。

「乳す」は鳥が卵を産むという意味です。

養鶏が中心となった現代では分かりづらい状況となってしまいましたが、
本来、鶏の産卵期は春から初夏にかけてで、卵はその時期にしか生まれない貴重品でした。

今は季節を問わず店頭に並ぶため、旬の感覚は希薄ですが、卵の旬は2~4月。
春の卵は、母体の中でゆっくり時間をかけて成熟していくため栄養価が高くなるといわれています。
ただしこれは有精卵の場合のみで、無精卵は1年中、味わいや質に変化はありません。

ニワトリ

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七十二候・第七十一候 「水沢腹堅 (さわみずこおりつめる)」 1/25~1/29

七十二候が大寒の次候に変わり、厳しい寒さで沢の水さえも凍る頃となりました。

大気の冷えがまさに底となるこの時期、池や沼の水面の氷は、
溶けたり凍ったりを繰り返しながら厚みを増していきます。

白川氷柱群 (長野県木曽郡木曽町)

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七十二候・第七十候 「款冬華 (ふきのはなさく)」 1/20~1/24

七十二候が大寒の初候に変わり、ふきのとうが出始める頃となりました。

厳しい寒さの中、そっと黄色いつぼみを出すふきのとう。
雪解けを待たずに顔を出す春の使者で、凍てつく地の下では、春の支度が着々と進んでいます。

款冬とはフキのことで、その花茎をフキノトウといいます。
冬に黄色の花を咲かせるところから、冬黄(ふゆき)がつまってふきになったと言われます。

フキノトウ

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二十四節気 「大寒 (だいかん)」 1/20~2/3

大寒 2017

二十四節気が小寒から大寒に変わり、一年で最も寒さが厳しくなる頃となりました。

大寒は冬の季節の最後の節気です。

春は目前ながら、ますます寒さ厳しいこの頃は、寒稽古や寒垢離(かんごり)、
寒念仏(かんねぶつ)などの寒行が行われます。

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七十二候・第六十九候 「雉始雊 (きじはじめてなく)」 1/15~1/19

七十二候が小寒の末候に変わり、雉のオスがメスを求めて鳴き始める頃となりました。

雉のメスは全体的に茶褐色をしていますが、オスは目の周りに赤い肉腫があり、
深緑色を主色とした長く複雑美麗な羽をもっています。

早春の発情期になると、オスは「ケーンケーン」と甲高く鋭い声で鳴いて縄張り宣言をします。

雉のオス

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二十四節気 「小寒 (しょうかん)」 1/6~1/20

小寒 2017

二十四節気が冬至から小寒に変わり、いよいよ「寒の入り」です。

この後に大寒を控え、寒気がまだ最大にならないという意味ですが、
「小寒の氷、大寒に解く」という故事もあり、実際は小寒の頃の方が寒さが厳しいことも。

池や湖の氷も厚みを増し、本格的な冬の季節です。

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七十二候・第六十七候 「芹乃栄 (せりすなわちさかう)」 1/5~1/9

七十二候が小寒の初候に変わり、芹が盛んに茂る頃となりました。

冷たい水辺で育つ芹は、空気が澄み切るように冷えるこの時期、
“競り合う”ように良く育ち、1月から4月にかけて旬を迎えます。

春の七草

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