七十二候・第六十六候 「雪下出麦 (ゆきわたりてむぎのびる)」 12/31~1/4

麦

七十二候が冬至の末候に変わり、降り積もる雪の下で、麦が芽を出す頃となりました。

麦は越年草で秋に種をまいて、翌年の初夏に収穫します。

寒さにも強く、辺り一面が雪におおわれていても、
その下ではひっそりと芽吹き、暖かい春をじっと待っています。

その後すくすくと育ち、6月頃、麦畑は黄金色に染まり、収穫のときを迎えます。

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七十二候・第六十五候 「麋角解 (さわしかのつのおつる)」 12/26~12/30

七十二候が冬至の次候に変わり、オス鹿の角が落ちる頃となりました。

メスの鹿は角が生えませんが、オスの鹿は一年に一度、
角が根元から自然にポロっと取れて、春にはまた新しい角が生え始めます。

「麋」とは、「なれしか」というトナカイの一種の大鹿、またはヘラジカのことだとされています。

自然に取れ落ちた鹿の角

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七十二候・第六十四候 「乃東生 (なつかれくさしょうず)」 12/21~12/25

七十二候が冬至の初候に変わり、乃東が芽を出し始める頃となりました。

乃東とは、冬に芽をだし夏に枯れる「夏枯草(かこそう)」の古名で、紫色の花を咲かせる「靫草(うつぼくさ)」の漢方名でもあります。

ウツボグサ

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二十四節気 「冬至 (とうじ)」 12/21~1/4

冬至

今日12月22日は二十四節気の一つにもなっている冬至です。

冬至は太陽が最も低い位置にあり、夏至とは反対に一年で最も昼が短く、
夜が長くなる日ですが、この日より徐々に日足が伸びていきます。

そのため、中国では「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至の日を
極限まで弱まった太陽が復活する日、一年の始まりと考えられてきました。

世界各地で「太陽の誕生日」として祝う風習は多く見られ、クリスマスも冬至祭に由来しています。

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七十二候・第六十三候 「鱖魚群 (さけのうおむらがる)」 12/16~12/20

七十二候が大雪の末候に変わり、鮭が群れをなして川を上っていく頃となりました。

川で生まれた鮭は、海で大きく育ち、産卵のために故郷の川へと帰っていきます。

古来の人々はこの「鮭の遡上」を神秘的なものとしてとらえてきました。

サケの群れ

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七十二候・第六十二候 「熊蟄穴 (くまあなにこもる)」 12/11~12/15

明日から七十二候が大雪の次候に変わります。

クマをはじめ動物たちが冬ごもりをする頃です。

秋になってドングリや山ブドウが実ると、それまで草を食べていたクマは、
これらの栄養価が高い木の実をたっぷり食べるようになります。

そして皮下脂肪をたくわえ、穴にこもって飲まず食わずのまま春を待ちます。

熊の冬ごもり

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七十二候・第六十候 「橘始黄 (たちばなはじめてきばむ)」 12/2~12/6

七十二候が小雪の末候に変わり、橘の実が黄色く色づき始める頃となりました。

橘とは、日本に自生する日本固有の柑橘類「ヤマトタチバナ」のことですが、
古くは柑橘類を総称して橘と言っていました。

橘の実

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