七十二候が霜降の次候に変わり、小雨が思いがけず降っては止む季節となりました。
この小雨とは、秋雨のようにしとしと降り続く雨ではなく、
ぱらぱらと通り雨のように降り、じきに止んでしまうような
「時雨(しぐれ)」のことです。
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七十二候が霜降の次候に変わり、小雨が思いがけず降っては止む季節となりました。
この小雨とは、秋雨のようにしとしと降り続く雨ではなく、
ぱらぱらと通り雨のように降り、じきに止んでしまうような
「時雨(しぐれ)」のことです。
七十二候が霜降の初候に変わり、北国からだんだんと初霜が降り始める頃となりました。
晩秋のこの頃、朝晩の冷え込みがぐっと増し、早朝には草木や地面に
うっすらと氷の結晶が付いていることに気付きます。
霜が降りるようなると、地面近くは氷点下まで下がっています。
二十四節気が寒露から霜降へ変わりました。
霜降は、朝露がついに霜に変わる、そんな時季です。
秋もいよいよ終わりが近づき、朝晩の冷え込みが厳しくなるこの頃、
北国や山里では霜が降りはじめますが、平野では12月の初旬頃になります。
草木は枯れ、秋を惜しむかのように山は紅葉で彩られます。
七十二候が寒露の末候に変わり、戸口で秋の虫が鳴き始める頃となりました。
“キリギリス”とありますが、昔は「蟋蟀(コオロギ)」のことをキリギリスと呼び、
秋鳴く虫の総称でもありました。
七十二候が寒露の次候に変わり、菊の花が咲き始める頃となりました。
ひと月遅れで迎える旧暦9月9日の重陽の節句は、ちょうど菊の花の盛りのころ。
別名「菊の節句」とも言われ、この日には菊の花を浮かべた菊花酒を飲み、
長寿と無病息災を願う風習がありました。
七十二候が寒露の初候に変わり、雁が北から渡ってくる頃となりました。
今回の候は、清明の次候「鴻雁北(こうがんかえる)」と対になった候で、
つばめなどの夏鳥が南へ帰るのと入れ違いに、
春に北へ帰って行った冬鳥が再び日本へやってきます。
二十四節気が秋分から寒露へと変わり、草木に冷たい露が宿る頃となりました。
朝夕はひんやりと肌寒く、本格的に秋も深まる季節です。
空気も澄み渡り、夜空を見上げると、さえざえと輝く月が見られます。
七十二候が秋分の末候に変わり、田んぼの水を抜き、稲穂の刈り入れを始める頃となりました。
井戸の水が枯れ始める頃との説もありますが、稲穂が実りの時を迎えるこの時季は、
畦の水口を切って田を乾かし、稲刈りに備える時季でもあります。