七十二候が春分の末候に変わり、初雷が鳴り出す頃となりました。
2月4日の立春後に初めて鳴る雷のことを「初雷」、春に鳴る雷を「春雷」と呼びます。
雷といえば夏に多いものですが、「春雷」は夏の雷と違って激しくはなく、
一つ二つ鳴ったかと思うと、それきり止んでしまいます。
今回の候は、秋分の初候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」と対になる候です。
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七十二候が春分の末候に変わり、初雷が鳴り出す頃となりました。
2月4日の立春後に初めて鳴る雷のことを「初雷」、春に鳴る雷を「春雷」と呼びます。
雷といえば夏に多いものですが、「春雷」は夏の雷と違って激しくはなく、
一つ二つ鳴ったかと思うと、それきり止んでしまいます。
今回の候は、秋分の初候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」と対になる候です。
早春3月から4月の上旬頃、黄金色の花を枝いっぱいにつけるサンシュユ。
若葉に先立って、小さな花が手まりのように、20~30個集まって咲き誇ります。
七十二候が春分の次候に変わり、桜の花が開き始める頃となりました。
うららかな春の陽気に誘われて、あちらこちらで開花が始まるこの時季、
全国各地から桜の開花が聞こえてきます。
「花」といえば桜をさすほど、桜が大好きな日本人。
いよいよ待ちに待ったお花見の季節の到来です。
七十二候が春分の初候に変わり、雀が巣を作り始める頃となりました。
昼の時間が少しずつ伸びる春から夏にかけては、雀にとっての繁殖期で、
早朝から夕方まで、枯草や毛をせっせと集めて、巣作りを始めます。
「雀の巣」、そして春に生まれた雀のひな鳥「雀の子」は春の季語。
ひなはくちばしが黄色いので、黄雀とも。
明日3月21日は二十四節気の一つにもなっている春分です。
昼と夜の長さがほぼ同じになる頃で、この日を境に夏至までの間、
徐々に日脚が伸びていきます。
ヨーロッパなどでは、春分をもって春の始まりとしているそう。
桜の開花情報が聞かれるのもこの頃からで、いよいよ本格的な春の到来です。
2月から3月頃、リボン状の鮮やかな黄色い花を枝いっぱいに咲かせるマンサク。
沖縄を除く日本各地の山野に分布する樹木で、樹高は3~10mほど。
花びらは細長く、やや縮れているのが特徴です。
マンサクは早春を代表する花木のひとつであり、古くから庭木として広く親しまれています。
七十二候が啓蟄の末候に変わり、菜虫が蝶になり、飛び交い始める頃となりました。
菜虫とは、大根や蕪などの葉を食べる青虫のことで、一般的には蝶の幼虫などを指します。
菜の花が咲いて、蝶が舞い始めるといよいよ本格的な春の到来です。
今日から七十二候が啓蟄の次候に変わりました。
今回の候は、桃のつぼみがほころび、花が咲き始める様子を表した候です。
昔は花が咲くことを「笑う」と表現しました。
「山笑う」とは春の季語で、芽吹き始めた華やかな山の形容です。
小さいながらも存在感のあるクロッカスは、
寒さにも負けずに早春の冬枯れの頃からかわいらしい花を咲かせます。
白い葉脈が目立つ細い葉が特徴で、紫・白・黄色などの花色があります。
今日から七十二候が啓蟄の初候に変わり、地中で冬ごもりしていた虫たちが、
暖かい春の気配を感じて姿を現し始める頃となりました。
昔の人は、冬のあいだ土の中にいた虫たちが「戸」つまり穴を開いて顔を出すと表現しました。